独自の感性と裁量権の大きさで、「ファッション本来の喜びを追求できる」やりがいがあります。

 

 

益田絵美さん(35歳)
絵里奈事業部
商品部 バイヤー/マネージャー

 

プロフィール
2007年入社。跡見学園短期大学被服科を卒業後、
スタイリスト向けレンタル事業を営む会社でネットショップの管理を経験。
その後、大手アパレルメーカーにてバイヤー・MDを経験した後、現社に入社。
インポートセレクトショップのバイイングと、バイヤーチームを取りまとめるマネジメント業務を兼務。

 

創業46年を迎える田中興産 絵里奈事業部は、「ヨーロッパの本物のファッションを手頃な価格で提供すること」を掲げ、独自のインポートセレクトショップを展開。
大人の女性に向けたアパレルブランド、「armoire caprice」「Luxe armoire caprice」「Rue Charlot」、生活雑貨も取り入れた「chersage」の計4ブランドにおけるセレクトは、フランス、イギリス、スペイン、デンマークなど、ヨーロッパを中心に世界9カ国、90ブランドを超えています。おしゃれなパリジェンヌのような感性で、“オンリーワン”の存在を目指す同社には、「海外研修」や「ヨーロッパ旅行支援」などの制度もあり、全従業員にヨーロッパの文化に触れるチャンスを提供。
また、産育休制度も充実しており、女性たちが独自のセンスを培いながら長く働き続ける環境をつくっています。
今回は、絵里奈事業部にてバイヤーとチームマネジメントを手がける益田絵美さんにお話を伺いました。バイヤーを目指した理由から、この仕事ならではの魅力、さらには自分へのご褒美アイテムまで。
国内・海外で活躍する益田さんの日々をご紹介します。


 

Q:入社の決め手となったのは?

A:「感性」を大切にしたファッションを提案していけること。大手アパレルにはない、独自のセレクトに魅力を感じました。

 

高校時代からファッションが大好きで、将来はアパレルの道に進みたいと思い、短大の被服科に進学しました。
新卒時にはスタイリスト向けのレンタルを行う小さな会社に入社し、ネットのセレクトショップの商品管理からパリへのバイイング同行まで経験し、早い時期から「バイヤーの仕事って面白い!」と実感していましたね。
その後、大手アパレルメーカーにバイヤーとして転職しましたが、利益を重視するブランドに携わるうちに「感性よりも、売れる商品が大事」という仕事内容に迷いを感じるようになったんです。
本来、ファッションが大切にすべき「感性」に立ち返りたいと思い、転職を決意しました。
田中興産は、規模こそ大きくありませんが、ヨーロッパからのセレクトを行い、独自の感性を大切にしている絵里奈事業部なら、自分の目指すようなファッションを追求していけると感じました。
また、面接の際に出会う社員さんはみんな人柄が良くて、温かな社風を感じたことも決め手になりましたね。
長く働き続けていきたいと思ったので、働く環境はとても大事だと考えました。

 

 

Q:現在の仕事内容と、そのやりがいは?

A:国内・海外におけるバイイングと、バイヤーチームのマネジメントを手がけています。裁量権が大きく、非常にやりがいがあります。

 

 

国内のアパレル商品と、海外も含めた雑貨全般のバイイングを担当しています。
各地のメーカーや海外の展示会などに赴き、シーズンのテーマに沿った商品のセレクトから入荷数の決定、価格の交渉、さらにはOEM事業者への別注品の発注まで手がけています。裁量権が非常に大きく、すべての決定はバイヤー各自の感性に任せてくれるので、責任感もやりがいも大きいですね
嬉しいのはやっぱり、私がセレクトした商品をお客さまが選んでくださった時。
自分の感性を生かし、新しいファッションを提案していける大きな喜びを実感します。
マネージャーとしては、5名のバイヤーのバイイング計画を一緒に立てたり、他部署との連携を密に行いながら仕事しやすい環境を整えるなどが主務です。
海外でのセレクトから国内OEM商品の展開まであり、担当者によって手がけているシーズンが異なることもしばしばあるので、誰がどんなものを進めているのかを共有しながら、各シーズンの商品の色合いやテイストをすり合わせるようにしています。
個々の感性でセレクトした商品で、一つのテーマを表現していく面白さを感じています。

 

 

 

Q:この仕事ならではの魅力とは?

A:ファッション本来の楽しさを追求できること。「私たちにしかできない提案」で、お客さまに喜んでいただけることは大きな魅力だと思います。

 

 

私たち絵里奈事業部が目指しているのは「独自の感性を大切にするファッションの提案」です。
つまり、世の中に溢れる売れ筋のアイテムを仕入れればいいというわけではありません。
「絵里奈らしさ」を大切に、ここにしかないファッションを生み出していくことがミッションなのです。
「ヨーロッパの空気をそのまま感じさせる」というブランドの考え方を深く理解すると同時に、多くのお客さまに選んでもらえるよう、日本のトレンドにもマッチした商品を展開する。
そんなバランス感覚を養うために、海外・国内を問わず、本当にいいものを知る努力を日頃から続け、商品に落とし込めるようにしています。
他にはない独自の感性が求められる難しさはありますが、それは「私たちだけにしかできないファッション」を実現できるということでもあります。
人とは違うファッションに心をときめかせる喜びを提案し、そうした商品が売れて、なおかつお客さまに喜んでいただける。
ファッション本来の楽しさを追求していくやりがいは、他では味わえない、この会社ならではの大きな魅力だと思います。

 

 

 

Q:働く環境、入社前と後でギャップはありましたか?

A:思った通り、働きやすい職場でした。これから産休に入りますが、産育休後に復帰した社員も多く、温かく見守ってくれる環境に感謝しています。

 

入社前に感じていた通り、職場の人間関係はとてもいいです。多くのアパレル企業と同様に女性の多い職場ですが、誰もが「仕事は楽しく、でも、やるべきことはしっかり」という意識とともに、思いやりを持っていると感じます。
みんな興味の幅が広く、ファッション以外にも映画や読書など好きなものがあり、感受性や考え方もそれぞれに個性があって魅力的。
話しているだけでも楽しいし、お互いに世界が広がります。
また、会社側に「感性が大切な仕事だから、プライベートも大事にしてほしい」という考え方があるので、残業は少なく、お休みもしっかり取れています。
メリハリをつけて働くことができますね。産育休の制度も、名ばかりではなくしっかり活用されていて、商品部の中だけでも現在2名が産休に入っていますし、復帰して家庭と仕事を両立している先輩も多くいます。
会社が柔軟に対応し、個々の希望を聞きながら働き方を一緒につくってくれることを実感しました。
私もこれから産休に入る予定ですが、温かく見守ってくれる環境があるので安心できますね。

 

 

Q:お気に入りのファッションアイテムは?

A:ロンドン出張時に購入した「アニヤ・ハインドマーチ」のバッグです。

 

 

ちょうど1年前、ロンドンへのバイイングに出かけた時、自分へのご褒美として「アニヤ・ハインドマーチ」のバッグを購入しました。
持っているだけで気持ちが上がる鮮やかなレッドがお気に入りです。
フェミニンからカジュアル、シンプルまでどんなファッションにも合うデザインですし、冬場はアウターが暗い色味になりがちなので、差し色としても活躍してくれます。

 

 

 

Q:プライベートではまっていることは?

A:産休前のためか、アイスクリームに夢中。出産したら、前から気になっていたピラティスに挑戦したいですね!

 

最近は、産休前の体調のためか、アイスクリームにハマってます(笑)。
コンビニの新作アイスから、アイスクリーム専門店まで、いろいろ覗いては新しい味にチャレンジしていますね。
少し前からピラティスに挑戦したくて入会までしましたが、直後に妊娠が発覚して断念しました(笑)。
産後にはぜひ叶えたいと思っています!

 

 

Q:今後の目標は?

A:お客さまはもちろん、そのご家族にまで、ライフスタイルに寄り添う提案をしていきたいです。

 

 

日本の大人の女性は、ヨーロッパに比べると柄ものや派手なカラーに抵抗がある方が多いと感じます。
海外出張時には、大きな花柄などを着こなしている大人の女性がたくさんいましたし、ピンク色のコートに身を包んだ老婦人もいて、とても素敵だと思いました。
みなさん、年齢にとらわれず、自由な感性でファッションを楽しんでいますし、明るい色を身につけるととても幸せな気分になれるんですよね。
私たちのブランドは、日本の流行のみにとらわれず、ヨーロッパの空気を伝えていくことができるので、一人でも多くの女性に幸せな気持ちを味わっていただける提案をしていきたいと思っています。
この会社のバイヤーの仕事は、自分の感性に責任を持つ一方、周囲とコミュニケーションしていく協調性も求められますね。
一人ひとりが個性や感性を生かすバイイングをしながら、チームで一つの世界観を実現していくことができますから、ファッションが大好きで、新しい可能性を追求していきたい人には、最高のやりがいを感じられると思います。

 

 


編集後記

 

独自の感性を大切にする田中興産・絵里奈事業部の仕事には、画一的ではないファッションの可能性を追求していけるやりがいがあることを感じました。
流行の商品に携わるのではなく、個性を生かしてファッションを楽しみたい女性たちに向けて、自らが流行を生み出していく。
ファッション本来が持つ「ときめき」を感じ、そして多くの女性たちをときめかせる発信者となる喜びは、この会社ならではのものと言えそうです。
個々に大きな裁量権を任せていく懐の深さや、全社員が活用できる「ヨーロッパ旅行支援制度」を用意するなど、利益主義とは違うファッションへの真摯な姿勢を伺うことができます。
また、職場の人間関係の良さ、働きやすい環境などについても、実益のみにとらわれず、心のゆとりを大切にする企業文化がにじみ出ていました。
感性を磨きながら、チャレンジを続け、ファッションで自己実現をしていける環境は、この会社ならではの魅力と言えそうです。

 

 

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