新たな価値を発信できて、クリエイションを追求できる。理想の環境を実感中です。

 

荒谷弥平さん(31歳)
株式会社TOKYO BASE
STUDIOUS デザイナー

 

プロフィール
2017年入社。文化服装学院を卒業後、新卒で某大手セレクトショップに入社。
オリジナルラインのメンズデザイナーとして4年勤務後、さらなるスキルアップを目指して株式会社TOKYO BASEに入社。
現在、STUDIOUS MENS ORIGINALのHIGHLABELの立上げを担当し、ローンチに向かう準備を進めている。

 

2008年の設立以来、連続増収増益を達成し続けている株式会社TOKYO BASE。
東京ブランドのみをそろえ、取り扱い数もナンバーワンのセレクトショップ「STUDIOUS」や、完全国内生産・原価率約50%の自社企画ブランド「UNITED TOKYO」などを手がけ、世界に日本のクリエイションを発信するグローバルファッションベンチャーとして躍進を続けています。

英語・繁体字に対応した越境型ECサイト事業も展開し、2017年4月には海外一号店として香港への出店も果たしました。

 

また、従業員一人ひとりがオーナーシップを持って働く「結果主義」を掲げ、社歴に関わらず、結果を残した人材には、見合ったポストを提供。
入社1年目で店長、2年目でプレス、3年目でバイヤーなど、スピード感あるキャリアアップができる環境があり、高い意欲を持って働ける企業としても業界内で大きな注目を集めています。

 

今回は、株式会社TOKYO BASEのメンズデザイナー、荒谷弥平さんにお話を伺いました。
入社のきっかけから、仕事のやりがいや魅力、現在ハマッているものまで、デザイナーとして活躍する荒谷さんの日々をご紹介します。

 


 

Q:入社の決め手となったのは?

A:メイド・イン・ジャパンへのこだわりや、セレクトショップのオリジナル商品と戦っていく独自の姿勢に惹かれました。

 

 

父も母も文化服装学院出身で、アパレル業界で働いていました。クローゼットを開けばプラダなどのハイファッションを目にする環境だったので、小学生の頃にはファッションに興味を持っていましたね。
高校卒業後、音楽やヒップホップの世界に憧れてニューヨークに1年ほど滞在しましたが、やはりデザイナーを目指すことに。
ニューヨークのFIT(ファッション工科大学)も視野に入れた結果、「日本で生まれ育った以上、やはり日本を拠点に働きたい」と。
文化服装学院のデザイン科で学んだ後、某有名セレクトショップに入社し、オリジナルラインのメンズデザイナーとして8年の経験を積みました。

 

株式会社TOKYO BASEに転職したのは、「将来、自分のブランドを発信していくなら、メイド・イン・ジャパンでやりたい」という思いがあったからですね。
前職では、中国やベトナムなどで縫製を行っていため、日本国内の背景を持てる環境ではなかった。その点、「日本発のファッションを世界へ」という経営理念のもと、メイド・イン・ジャパンを徹底しているこの会社なら、経験を積みながら自然に力を身につけられると感じました。

 

また、前職で手がけていたセレクトショップのオリジナル商品には、流行を取り入れた無難なデザインが求められました。
ドメスティックブランドのようにのびのびとしたデザインはできず、「いちブランドとして勝負したいのに」という歯がゆさを味わい続けていたんです。
そのため、TOKYO BASEのセレクトショップのオリジナル商品と戦っていくスタンスに強く惹かれましたね。
現在のアパレル業界では、こうした姿勢を持っている企業は希少ですし、「他企業が手を出さない領域に価値を見出そう」という考え方にも大きく共感しました。

 

 

Q:現在の仕事内容と、そのやりがいは?

A:メンズの新レーベル「HIGHLABEL」の立ち上げを担当。自由な提案ができる創造性の高い環境を実感しています。

 

STUDIOUS MENS ORIGINALの新レーベルとなる「HIGHLABEL」のデザイナーとして、立ち上げから担当しています。
ミッションは、STUDIOUSのテイスト軸をベースとしながら、品質もデザイン感度も高いハイラインの提案。
当社代表の「新たな強みとなるような突き抜けた商品としてほしい」という方針のもと、リリース第一弾の春夏アイテムでは、STUDIOUSの1.5倍〜2倍程度の上代となっており、そして秋冬アイテムはムートンや高品質なダウンなど、ハイエンドな素材にも挑戦していく予定です。

 

デザイン構成やブランド発信の企画戦略は、MDや現場の販売スタッフと話し合いながら進めていますが、入社後、一番驚いたのは、販売スタッフの商品に対するリアクションでした。
通常なら上代がアップするほど、「そんな高価な商品は売れない」という否定的な意見が出るものですが、この会社では「モノさえ良ければ欲しい」と言ってくれる。
市場に合わせる消極的なムードは一切なく、新しい価値を積極的に提案していく姿勢が徹底されていることを実感しました。
また、MDからも上代の幅を制限されることはないので、自由度が高く、エッジの効いた提案ができます。創造性を追求できるこの仕事、非常に面白いです!

 

 

Q:この仕事ならではの魅力とは?

A:現場に強いスタッフの力を借りながら、多様な角度でお客さまへのアプローチができるので、そこに大きな可能性を感じています。

 

 

まったく新規のブランドをローンチするようなものなので、デザイナーとしての仕事はもちろんのこと、店舗のオペレーション、世間へのブランドイメージの打ち出し方、そして現場の販売スタッフへの熱の伝え方まで、すべてに責任を持って携わっています。
この会社では、例えばアイテムごとに頑張ってくれそうな販売スタッフを集め、デザインへの意見以外にも、「どこの店舗でどのように展開すれば売れるのか」「どんな見せ方をすればいいか」など、オペレーションの相談をすることができるんですよ。
また、インスタグラムに強いスタッフもいますからローンチの際にSNSなどでの発信に協力してもらうこともできますね。

 

前職でも自分でブランドを立ち上げたことはありましたが、あくまで自分一人の視点。
この会社では、現場に強いプレイヤーがいるおかげでいろんなことに取り組めますし、世間や個々のお客さまに向けた多様なアプローチができる。
自分のデザイン意図をより伝えやすいこの環境はありがたいですね。
もちろん、最終的に責任を持つのは自分であり、そこには結果を求められますが、デザインを軸に多様な角度からの挑戦ができることに大きな可能性を感じています。

 

 

Q:働く環境、入社前と後でギャップはあった?

A:当社代表も含め、現場や他部署のスタッフと直接やりとりできる環境があること。

誰もが、自分のやりたいことに向かう「攻め」の姿勢を持っていることも、この会社の良さですね。

 

部署や立場を超えて、いろんな人と直接やりとりできる環境に驚きました。
代表とランチに出かけることも日常的にありますし、現場や他部署のスタッフに聞きたいことがあれば、LINEですぐに質問できる。垣根なく自由な交流ができることも、この会社の魅力だと思います。

 

また、僕と同じく、この会社のスタンスに共感して入社している人ばかりなので、同じ熱量を持って仕事ができるところもいいですね。
平均年齢は30歳前後と若いけれど、誰もが「面白いことをしよう」という攻めの姿勢を持って、自分のやりたいことに向かっていると感じます。
個性が強い人が多いから意見を戦わせることもありますが、遠慮なく自分の言いたいことを言い合える良さがあります。
和気あいあいと仲良く働ける職場でありながらも、ぬるま湯にならず、刺激を与え合っていける環境ですね! 
経営サイドも一切保守的になりませんし、組織が大きくなった現在でも「攻めの姿勢があってこそ利益を出せる」と考えているので、現場とのズレが生じることもない。
みんなで一貫して同じ方向に向かっていけると感じます。

 

 

Q:お気に入りのファッションアイテムは?

A:今回、デザインを手がけた「HIGHLABEL」のニット。

モックネック気味の詰まった襟元と、レイヤードスタイルを楽しめるシルエットが気に入っています。

 

 

「HIGHLABEL」の本格的なローンチは2017年秋冬の予定で、ソフトランディングとなる2017年春夏では20型程度をデザインしました。
その中でも、このオレンジ色のニットは気に入っていて、自ら愛用することを予感しています(笑)。
メイド・イン・ジャパンの糸で仕上げたきれいなミラノリブ、そして、ゆったりしたシルエットでレイヤードスタイルも楽しめます。

 

 

 

 

 

Q:プライベートではまっていることは?

A:モードスタイルに向き合い続けてきた反動のためか、ここ数年はアウトドア系にハマっています(笑)。

 

冬以外は月に一度、山に登っていますし、ボルダリングのジムには2週に一度通っています。
キャンプも好きで、毎月一度は自然の中で過ごす時間を楽しんでいます
僕は生まれも育ちも東京であり、スキーもスノボもサーフィンもしたことがなかったけれど、都会で過ごす感覚のみでは息が詰まるもの。
常に鮮度を追いかけ続けるファッションの仕事は、頭が疲れやすくなりがちなので、アウトドアでリフレッシュしてバランスを取るようにしています。

 

 

Q:今後の目標は?

A:新しいものを提案し、ドキドキするようなファッションの喜びを提供していくこと。最終的には、自分のブランドを経営することが夢ですね。

 

世の中に似たような服ばかりが溢れている今の時代、買い物に出かけると逆にフラストレーションを感じてしまう自分がいます。
だからこそ、僕は「まだ、ここにないもの」を生み出し、新しい価値として受け取ってもらい、ドキドキするようなあの喜びを感じてもらえたらと思っています。
僕の世代は、ファッションがイケイケだった時代を味わったことがなく、「何をつくっても売れた」という諸先輩の昔語りに羨ましさを感じる一方、「でも、今は売れていないじゃないか!」と感じるところもあります。
そんな悔しさを持つ同世代の仲間と一緒に、先輩方も納得させる面白いものをつくっていきたい! 
そして、経験を積み重ねた後は、自分のブランドを経営したいと考えています。

 

僕は前職を辞める際、独立するか、フリーのデザイナーとしてメーカーに属するかという選択肢も考えました。
しかし、独立系のドメスティックブランドでも、資金難に陥るケースもありますし、フリーになって裏舞台に引っ込めば、その先はデザイナーとして表舞台に出てこれなくなる可能性もある。
いずれにしろ、どちらも「稼ぐ」という面では夢を見ることができません。
そんな中でこの会社は、やりたいことをやらせてくれて、なおかつ、デザイナーであっても年間の予算達成率やプロパー消化率などで結果を出せば、賞与、昇級に反映してくれる仕組みがある。
売り上げという結果がダイレクトに返ってくるので、そこに夢を見ることができるし、経営的な視点を養うこともできます。
自ら発信していきたい人には、必要な経験を重ねながら挑戦ができる、非常にいい環境だと思いますね。

 

 


 

編集後記

 

今回のインタビューでは、株式会社TOKYO BASEの「どこまでもクリエイティブな環境」を実感することができました。
経営陣のスタンスはもちろん、結果主義の制度や部署を超えて自由に互いの発想や経験を生かせる環境、そして、全従業員のモチベーションの高さまで、ファッションの道を追求していきたい人には、理想的な条件が揃っていると実感しました。
現在のアパレル業界において、比類なき成長を続けているのは、全方位において隙のない「攻めの姿勢」があるからこそなのでしょう。
「日本人としてファッションに向き合い、新たなクリエイションを発信していく」。高い志を持つ仲間と共に、スキルを磨く経験とチャレンジができ、かつ、収入へのやりがいも感じられるという、これ以上はない環境が整っている職場と言えそうです。

 

 

Pocket
LINEで送る